12月31日(月) 晴れ

今日の社員はMさんで、店長は不在。大晦日で1時間閉店が早くなるので、その分前倒しで出勤させてもらった。日給を減らさないために提案して貰ったシフトで、人は足りている。特別シフトのおかげで朝番の人と1時間だけ時間帯が被ったのだが、古株アルバイトのUさんと初めて一緒になった。Uさんとレジに入った感想は「話が早い」。互いにオペレーションの曖昧なところを先に詰めておけば、スイスイ仕事を捌けるのが気持ちよかった。Uさん一人でも捌ける量ではあるが、それなりにレジが忙しかったので、私が一緒に入ることでスムーズにレジを捌けたし、Mさんを休憩に出せたので居た意味はあったと思う(思いたい)。Uさんはなんだろう…ちょっと変わった人(?)でいまいちよく性格が掴めない。けれど捉えどころのない性格の一端を掴めたような気がして、短い時間だったけれど面白かったです。

休憩に入るのも1時間早くて、ちょっとだけ非日常。2018年の最後に読むBLは絶対に失敗したくなかったので、ふゅーじょんぷろだくとから出ている『オメガバースプロジェクト シーズン5』に連載中のyoha先生の「さよなら恋人、またきて友だち ~ロスト・チャイルド2~」を選んだ。オメプロのアンソロジー本は、いつも買っていってくださる常連さんが1人いるので各2で仕入れている。それでも各1冊は余ってしまう計算になるのだが、「街の本屋さん」にはまず置いてない本なので、うちに置いておくだけでも意義がある、と私は考える。私の作る売り場は、こういう本をおける余裕のある場所でありたい。

19時を過ぎると、一気に客足が途絶えた。みな家に帰って紅白でも見るのだろうか? あまりにも暇でやることがないので、レジを見ながら店内の掃除をする。Mさんも暇すぎて朝番のスタッフのおかした些細なミスが気になるようで、レジにこもって悠長に原因探しを始めた。その間、Mさん担当ジャンルの品出しをさせてもらう。Mさんの休職中は手が入ってなかったのか、棚がすかすかであまり返品を出す必要が無かったので作業はサクサク進んだ。

レジ番に戻ると、互いの仕事を適当にこなして、駄弁りながら閉店を迎えた。Mさんが大量のお菓子を買ってスタッフルームに持ち込んでいたので、少し分けて貰いました。年越しは「一人お菓子パーティ」になりそう。